わたくしの年末と年始   

新年明けましておめでとうございます。本年も当ブログを、仮にまた長い休載があろうとも、長い目でおつき合いいただきたく、ひとつよろしくお願いいたします。


さて。
2015年映画鑑賞は、1月5日のユナイテッドシネマとしまえんでの「インターステラー」からはじまったので、大晦日の夜のこどもの寝かしつけ、といっても主にそれはかみさんの役割であり、私は、3人揃っていないと寂しがるための添い寝要員としてただ傍らに横になっていただけなのだが、いずれにせよ子の世話の手が離れた午後9時から、新旧鑑賞総数291本目、自宅視聴としてはなんのことはないたったの3ヵ月ぶりの「インターステラー」でその年を締めくくりました。

そんな年の瀬のテレビでは、今年で10年という節目を向かえた「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の名物企画、絶対に笑ってはいけない云々24時がオン・エアされてい、今年は「名探偵24時」と銘打たれ、その番宣などでは「犬神家の一族」パロディーが予告されていたので、だったら「こりゃ出るな」と踏んでいたのが、「すべらない話」では幾度か観覧ゲストとして、あるいは「ダウンタウンなう」ではナレーターとして、近年関わりの浅からぬ石坂浩二が、"名探偵" といえば外せない金田一耕助として登場するのではという予想が見事に当って、といってもその「犬神家」パロディーでは板尾創路が出るのみだったけど、久しぶりに例の衣装に身を包み、映画でも使っていた小道具、今や石坂浩二の所有物となっている旅行鞄を片手にし、ガキメンバー5人の前に汗を拭き拭き駆け込んでくる様は、まさに市川崑版金田一さながら。ただ覚悟はしていたものの、例の、誉めどころのひとつたりとも見当たらないと一般的に思われている、私もそれに強く同意する2006年版「犬神家の一族」ですらテレビで拝見するよりずいぶんと年老いた印象の強かった、それからさらに年を重ねているのは当たり前のはずなのに、「なんでも鑑定団」も「相棒」も観ていない私としては、その老いっぷりはかなり衝撃的でした。あの流暢なしゃべりも、土俵違いで少し緊張したのかおぼつかず、個人的にはやっぱり「犬神家」パロディーの方で、いまでも達者なかつての市川崑金田一シリーズのメンバーたち、たとえば草笛光子や島田陽子、犬神家には出ていなかったが岡本信人などといった豪華キャストで出て欲しかったなあ、と。かつて「みなさんのおかげです」でオリジナルメンバーをゾロリ揃えた「前略おふくろ様」パロディーくらいの。

豪華キャストで、と書いてみて、あれ? ご存命の方は...? と、改めて76年の犬神家キャストを調べてみたら、もうそのほとんどの方が鬼籍に入られているという事実にもビックリだった。小林昭ニ、地井武男、大瀧秀治、そして三国連太郎も、なんと坂口良子までも、そして今年加藤武もお亡くなりになったし...。なんて新年早々しんみりしたりして。

それにしても、年跨ぎで紅白の裏番組となってからは、毎年「もうやめた方がいい」と、「ガキの使い」は深夜番組だった第1回目からほとんど欠かさず観てきた腐れ縁をもってしても苦々しい思いで見続けてきたこの番組も、いい加減飽き飽きした段階からクルリと一周してしまい、もはや年末の恒例行事として「もうここまで来たらとことんやり続ければいいじゃないか」と気持ちも新たに、ただリアルタイムで観ることは難しくなっている幼児のいる我が家では、わざわざHD録画で年が明けて余裕のできる三が日以降に早送りで観ているここ数年なのだが、今年はその石坂金田一といい、番宣とはいえよもやの堀北真希登場といい、さんざん言われ尽くしている "マンネリズム" 回避策も私的にはよかったと思うし、なによりいつも通りのお馴染みの笑い、"ガッテム" 蝶野ビンタのくだりや、特にお昼ごはんを賭けた即興歌のくだりが、もう死ぬかと思うくらいにヒーヒー笑っちゃいました。
おばけ番組NHK紅白を向こうに回し、民放で10年も続けてこられた番組はこれまでなかったわけで、そういった意味でも、今更 "マンネリズム" を指摘するようなズレた番組評などお構いなく、是非今年もお願いしたい。


話はコロコロ変わるけど、そういえば大晦日の年越しそば用に揚げるてんぷらの食材を買い出しに行った帰り道、昨年最後の買い物をコンピニで、スイーツ2個とペットボトルのドリンク1本を購入したところその合計が574円で、支払おうと開いた財布の中の小銭が、なんと驚いたことにジャスト574円! 奇跡! ホラ! 見てごらんよローソンのレジのおじさん! ピッタシなんだからぁ、と自慢したくなるくらい喜ばしい経験でした。
まず買い物と手元に残る小銭とがちょうどになって財布が身軽になることが、なにか特別の事のようにうれしくありません? しかも「ああー、10円足んねーや!」とか、それどころかたったの1円帳尻が合わないことは何度あっても、それがピッタリになることって意外とこれが少ない体験だったりして、なにかとゲンをかつぎたくなる私としては、それが1年の締めの買い物であったことが「ひゃっほー」ってくらいうれしかったりしました。
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それが一体なんのゲンをかついだことになるのか、そもそも吉兆なのかどうかも曖昧なところだけれど、気分がいいから良き前触れとしようじゃないか!
その証かどうか、翌々日に引いたおみくじは「大吉」!と出た。

by wtaiken | 2016-01-04 22:56

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