今年映画館で観た映画の映画評 part.1   

ここ2ヵ月に及ぶスター・ウォーズ狂騒から覚醒してみたらすっかり年の瀬でビックリ。
昨日から子供も保育園の冬休みというわけで家に常駐。となると、彼が起きている間は「だっこしてー!」の「遊んでー!」のといった、のべつまくないリクエストに応えなければならなくなって、つまり映画を観たり読書したりテレビのエアチェックしたりといった類いの自分の時間が皆無とは言わないまでも限られてくるので、果たして年内に遂行できるのかあやしいもの、おそらく年跨ぎで何回かに分断しつつ、そのうち飽きて宙ブラリンのまま完結せずに終わることも大いにありうる、昨年からはじめた「今年映画館で観た映画の映画評」というやつでも年末の自分の時間の辛うじてとれるこの深夜に密やかに開始してみようかと思う。
その中で、前回予告した、スター・ウォーズ評で書き足りなかった話もしようかと。

さて、今年は、以前当ブログに記したように「1年間に映画館で映画を40本は観る!」という中ニみたいなバカな誓いを立ててみたところ、その目標には届かなかったものの、ここまででどうにかこうにか36本鑑賞まで到達し、ざっくり計算するなら10日に1本は映画館で映画を観たという、年明けから春先、そして初夏から秋にかけての、しかも海外ロケがあったりの超多忙だったこの1年にしては、我ながら本当にそんなに観に行ったっけ?というくらいに上出来だったなあと感慨深いものがあったりする。
それにしても「年間40本観る」ということの大変さは、その時間を捻出すること、ではまったくなくて、これまでは「どうしても外せない、心底観たい映画だけを映画館で観る」という習慣、約束事といったものを覆し、DVDレンタルスルーくらいの作品も含めなければ40本には届かないという、作品選定の大変さであり、むしろそっちが難渋であった。
ただそれはそれで意外な結果をもたらした、というか、それはこの何回かに渡る映画評の後に発表するつもりの、今年観た映画、新作旧作合わせ12月27日現在総数290本の中から選ぶ「2016年に観た映画ベスト10」に詳細は書くつもりの、「映画館で観てよかったー」という映画に多く出逢えたということで、私としては吃驚するくらい、映画館で観た映画の多くがベスト10を占めることになっているのだ。とまあそれはまた今度の話。ひとまずは「今年映画館で観た映画の映画評」を年初めから観た順に評価してみようか。


1.「インターステラー」
( 監督 : クリストファー・ノーラン 出演 : アン・ハサウェイ ) ← 個人的にフューチャーしたい出演者にしてます、主演ではなく
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2009年からはじめた映画評の、去年分のワード書類を上書きして保存するといううっかりミスのせいで、2014年に観た映画の詳細はもう記憶をたどるしか手がなくなってしまったんだけど、その記憶によると、この作品は確か5回目の劇場鑑賞。もうそろそろ公開終了だろうかと、冬休みの最後の日に観たのだったが、映画館に5回も通うくらいだからその映画評も知れたものだろうし、詳しくは公開当時にさんざっぱら記したつもりなので、もういいでしょう。その後のBlu-Ray自宅視聴も、しばらく月1ペースで観ていたくらいお気に入りです。

と、映画評といいながらいきなり映画評を放棄してしまうところが天の邪鬼ですが、クリストファー・ノーラン監督といえば、この秋に、2017年公開の新作映画発表があったんだけど、リリースされたのはたったの「2017年7月21日」という公開日のみ。内容、ジャンル、キャストはおろかタイトルさえ明かされなかったことから憶測が憶測を呼んで、かなり信憑性の高い話としては、ワーナーが映画化権を所有しつつなかなか実製作に及ばす暗礁に乗り上げてばかりの、あの大友克洋の「AKIRA 」を3部作で監督するんじゃないかという噂。
書き入れ時のサマーシーズン真っ直中に公開されるんだから、ワーナーとしても勝負作と考えているんだろうし、ノーランのオリジナル作だったらば、たとえそれが「インセプション2」であったとしてもなにもタイトルを秘す必要はないわけだから...などと考えると、やっぱり噂の通り「AKIRA」なのかもと思ったりしますが、おそらくスター・ウォーズ・フィーバーのぼちぼち冷める2016年初あたりにドドーンと発表されるんじゃないかと。17年公開ならば撮影はもちろん来年16年なんだろうからね。
それにしても「AKIRA」をハリウッドで実写映画化、そもそも無理のある試み、大丈夫か、ノーラン。 ← なんてニュースソースからだいぶ経ってから書き込んだ矢先、その謎の新作の正体が、どうやら戦争映画の大作らしいと報じられました! 続報はいずれ!


2.「シン・シティ 復讐の女神」
( 監督 : ロバート・ロドリゲス / フランク・ミュラー 出演 : エヴァ・グリーン )
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今年のハリウッド映画界を振り返ると、意外な続編、シリーズ最新作が多かったな、と。その中の一本がこれ。よもや、の、9年ぶりの続編。まあ2005年当時なら、パートカラーがありつつのハイコントラストな映像も少しは斬新だったんだろうけど、そういった映像的にも真新しさもないうえに、各エピソードにまったくつながりのない、なんでまたこんな大した特徴のない脚本で続編をつくる気になったのか意味不明な作品。
そんなわけで作品としての評価は「やや劣る」なんだけど、わたし私的には、上に貼った、セクシーすぎてボカしを強要された曰く付きのポスターにあるように、最近のハリウッド映画のセクター番長エヴァ・グリーン目当てで観に行った映画なので、その点では大満足。モノクロだけど、景気よくバッカバッカ脱いでます。男子必見。


3.「ホビット 決戦のゆくえ」
( 監督 : ピーター・ジャクソン 出演 : イアン・マッケラン )
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1月はこの3本。これこそ例年ならDVDスルーだろう作。一応星5点満点中3つ星つけてますが、個人的には「可もなく不可もなく」ってやつで、「ロード・オアブ・ザ・リング」 & 「ホビット」ファンには本当申し訳ないけど、もう今やなんの印象も残ってません。でもたぶん普通に愉しめる映画だとは思う。ああ思うよ思う。
ただ年老いた私の目には、CGばりばりのバトル系の映画って、もうなんだかゲーム画面を観ているようにしか思えませんでした。


と、1月分がすんだところで休憩です。って、こんな調子じゃあ12回という長期連載になりそうだけど、どっかでペースあげるつもり。では。

by wtaiken | 2015-12-27 05:11

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