ジャック・タチのコンプリートBOXが出るようですよ   

2004年に発売されたディクショナリースタイルのジャック・タチBOXは権利関係によるのか、「新のんき大将」「ぼくの伯父さん」「プレイタイム」「パラード」の4枚組というなんとも中途半端なセットで、レターセットと解説本の入っていた特典ケースには、後年発売されることになる「ぼくの伯父さんの休暇」収納可能な形式になっており、当然私の場合はそうしてコレクションしているのだが、それにしたって「トラフィック」を収める場所がないという片手落ち仕様。
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このBOXは再生産されていないので現在入手困難らしく、検索すると、確か発売時には1万5千円くらいだったものが (いま貸し出し中で手元にないので確認できず) 、Amazon.co.jpでは6万円を越え、それより以前に発売されて以降リリースのない「トラフィック」に至っては2万円もするという、ちょっとそれはどうかというくらい異常のほどジャック・タチ株が高騰してい、それに拍車をかけるような映画祭が今年イメージフォーラムで開催され、新規ファンにとっては観たい時に観たいソフトがノドから手が出るくらい欲しいけれど手を出せない過酷な "タチ砂漠" 下にある我が国ニッポンに、ついにタイトルそのままの朗報でごさいます!

「したまちコメディ映画祭」において、主催者いとうせいこうが、人後に落ちないタチファンを任じる (と勝手に私はそう思っている) 細野晴臣とともにトークショーをとり行うというニュースに、さりげなく "「ジャック・タチ コンプリートBOX」発売を記念して" と書かれてい、"コンプリート" と銘打つからには今度こそ長編全6作を一堂に会してくれるものと期待しているわけですが、いまのところ正式にリリース発表はされてないようで、発売日も未定。とはいえ「THIS FALL」だろうとは思いますが。

でもってなんかそれに関する情報でも落ちてないもんかいなと調べていたら、なんとまあ例の、高画質でお馴染みの、クライテリオンからも、10月の28日にBlu-rayとDVDのコンプリートBOXが発売されるんだそうで、今日はそちら版のアートワークでもご覧いただき、手の出せない新規ファンの方におかれましては、ひとまずそれで渇きを潤していただければと。
もちろん "コンプリート" とするからには、落ち度なく6本の長編はもちろんのこと、+短編映画集の全7枚組。

おそらくは日本版も素敵な装幀になること間違いなしなんでしょうけれど、あちら版もとってもオシャレです。まずはBOX仕様。
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つづいて、各ディスクのジャケット。
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自慢ではないですが、先に紹介したディクショナリースタイルBOXも、「...休暇」も「トラフィック」もDVDで持っている身としては (くどいところが自慢ぽいですがね)、Blu-ray版でいくら画像がキレイになろうとも、残りの人生で観てもあと1.2回くらいだろうことを考えると、まずは "購入見送り" が順当と決めていましたが、どうももと渋谷系音楽好きとしては、"リマスター版" ということよりもジャケットに魅かれてしまうという。よもやこの歳で、衝動的にジャケ買いもないだろうとは思うけれど。


「プレイタイム」のワンシーン、マドンナと言うべきバーバラがガラスドアーを開けるとそこにエッフェル塔が映り込むという、映像が美しいこの中でも突出したビューティショットがキャプチャーメニュー画面となっているらしく、それも発売前になぜか公開されているので、最後はその一枚をご覧ください。
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今日のところは、夏の宿題は見送りです。

by wtaiken | 2014-08-07 09:15

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