カウントダウン0! & なにをいまさらの、結末予想、完結!
2012年 07月 25日
アメリカではすでに公開済み、日本でもプレス試写と一般試写もすでに行われてい、ぼちぼちレビューも投稿され、なかにはネタバレ内容を含む感想も投稿されているような現在、私の" 結末予想 "を滑り込みでここに記したところで一体なんの意味があるのか、あたるわきゃないだろうけど、あたったらあたったで「もうどこかからかネタ仕入れたんじゃね」と言われてしまうだろうことは覚悟で今仕事前に慌てて書き残そうとしているのは、はじめたからには、竜頭" 無し "で終わるのではなく、せめて" 竜頭蛇尾 "くらいにはしておきたいという使命感みたいなもの。
でも上述の通り、仕事があるので時間がない。
よって、文章にとらわれず、簡潔に私の考えた結末を箇条書きにすることをお許しいただきたい。
なお、とんでもなくネタバレなことに抵触することになるかもしれないので、ご注意を。
というか、この期に及んでは、もうこの記事は、どちらさまも映画鑑賞後に読まれた方が賢明かと。
などと言いつつ。以下、結末予想の完結です
「第三章」、つまり結論として言いたかったのは、空を飛ぶヒーローの最期とは?ということ。
1 . ベインはウェイン・エンタープライズが開発途中だった小型核融合炉を奪取。安全な設計な次世代エネルギーとして開発されていたものを核兵器に改悪し、責任をブルース・ウェインに問う。
※ 「核兵器に改悪」← ヴァイラル・キャンペーンで提示され、6分間のプロローグでベインに誘拐されたパベル博士がその役目を無理強いされる。
2 . 最後の闘いに際し、ベインは切り札としてその核の時限起動スイッチをオンに。
ここでいよいよ思い出して欲しいのが、第一章で記した空飛ぶビークルの役割について、だ。
あまり詳しく書いている時間がないが、ここに一気に、空高く飛べるヒーローたちのたどるある典型について記したいと思う。
「シャイアント・ロボ」の最終回。
主人公草間大作の操縦によって闘ってきたはずのジャイアント・ロボが突如自らの意思を持ち、巨大化した原子力のかたまりギロチン帝王を抱きかかえると、大作少年の制止を無視して宇宙空間へと飛び立ち、そして隕石に突っ込んでいって爆死するという結末。
モノクロ版「鉄腕アトム」の最終回「地球最大の冒険」。
太陽の暴走により気温の上昇した地球を救うため、冷却ミサイルに乗って太陽につっこむアトムの死による結末。
快獣ブースカも最終回には、地球の食糧危機を救うために宇宙に旅立つし、サイボーグ009は実質的な最終回と言われている「地底帝国ヨミ編」で002とともに宇宙の藻くずと化し、流れ星となって地球に墜ちていくし、洋の東西を問わず「アイアン・ジャイアント」でも、自分が恐るべき破壊兵器ロボットと悟ったアイアン・ジャイアントが、空高く飛び立ち自ら爆死するという結末なのだ。って、日本以外の例が一例のみだが。
つまりどういうことかというと、自らを投げ打って地球を救うという自己犠牲のモチーフはヒーローにとって黄金律なのだ、ということ。
バットマンは成り立ちからして、ゴッサム・シティーのため常に自己犠牲をつづけるヒーローだ。すでにトレイラーにおいてもセリーナ・カイルに「まだ人の犠牲になるつもり?」と言わせているくらいに。
ということで、私の予想する結末は、こうだ。
「バットマンは、ベインの仕掛けた小型核融合炉をTHE BATに積み、空の高みを目指し飛び立っていくという結末」。
これが引き止めるゴードンの図ではないか、と。
で、これが見送ったセリーナとゴードンのカットではないかと。
さらに私は、空に消えて行くことへの憧憬、空を目指した男のロマンについて最後に記したいと思う。
飛行機乗りの憧れ、「星の王子様」で知られる名パイロットでもあったサン=テグジュペリは、地中海上空で連絡を絶ったまま長らく行方不明とされていた。
それをモチーフにしたかどうかは定かではないが、ロバート・レッドフォード主演の「華麗なるヒコーキ野郎」は、第一次大戦の英雄だったケスラーと映画撮影であるにも関わらず、本気の空中戦を演じ、そのまま雲の彼方どこかへと消えていってしまうというエンディングであり、さらにこの映画をかなり引用している宮崎駿の「紅の豚」もまた生死の判別がつかないような曖昧な締めくくりにしている。
もしかしたら、どこかで生きているのかもしれない、自己犠牲によって空の彼方に散ったバットマンであっても、どこか一縷の希望を残すのではないか、私はそんな風に思っている。
んな、バカな、と思われるかもしれないし、観た人に言わせると" 完璧な結末 "らしいので、こんな曖昧なラストではないだろうけど、これはあくまで私の考えた結末。結構これでも真剣に取り組んだつもり。
急いでいたので、" てにおは "どころかそもそも文章のハチャメチャなところはご容赦願いたく、校正はまた今度、ということで。
ご清聴ありがとうございました。
最後に、あまりにもかわいいキャットウーマンの勇姿で、ひとまず。では。
by wtaiken | 2012-07-25 10:19 | 蝙蝠男の孤高の戦いは続くのか