「ダークナイト ライジング」の結末や如何に!? part 2
2012年 06月 28日
先週分の第1章はこちらで。
パッと見「いちいち読むの面倒くせなーずいぶんと長えし」なんて思われた方に第1章をここにかいつまむと——
これまでリリースされた4本のトレイラーなどで既にたいぶ露出している空飛ぶビークル" THE BAT "の登場は、アクションシーンをスケールアップしたい意向以外にも、なにか大きな狙いがあるのではないか、という憶測を...ってこんなにも簡潔に説明できてしまう内容を、前作、前々作をあれこれ振り返りながらくどくど検証してみたりした第1章なんでした。
そして次章も、もちろんくどくど書かせていただきますが、なにか。
あ、それとくどいようですが、これはダークナイトトリロジーの単なる1ファンである私の勝手な結末予想であるとはいえかなりのネタバレが含まれます。なにも知らずに「ダークナイト ライジング」を楽しみたい方は、退室いただいた方が賢明かと。「そんなこと知りたくなかったよー」はなしでお願いします、くれぐれも。
第2章ーバットマンVSベインの行方
昨年初頭、「ダークナイト」続編のヴィランがベインであることが明らかになった時、一般的にはあまり知られていないこのヴィランこそが、原作コミックにおいてバットマンの背骨をへし折り、半身不随状態で( 一旦は )引退させたエピソードを持つことから、多くの点で原作をリスペクトしているノーラン版バットマンの完結篇もこれに倣い、ベインの勝利によりバットマンが引退する悪夢のようなエンディングも考えられるのではと予想するファンもあるにはあった。
前作「ダークナイト」でもバットマンはハーヴィー・デントの罪を被り自ら悪に染まり、偽ることでしか正義が保たれないという決して後味のよくない終わり方をしてはいたし、昨年末に全米とイギリスのみで公開されていた6分間のプロローグ映像に付随していた短めのトレイラーには、砕かれはぎ取られたバットマンマスクの衝撃的なアップショットがいち早く含まれてもいて、" そら見たことか "と言わんばかりに、そのまま終わってしまうよもやのバッドエンディング予想がますますヒートアップしてしまうこととなったのだった。
※ 以下トレイラーから察するストーリー予想は、以前当ブログにおいて同様の試みがされているが、これは新たな情報を組み込んだアップデート版ということで、ここに繰り返させていただく。
■ トレイラーから推察されるストーリー ■
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ウェイン・エンタープライズの経営からも半引退、隠居状態。
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というところまでが、主にトレイラー#3を基軸にし、推測されるストーリーである。
暗いトンネルをブルースが這い上がるシーンが存在することで、一旦落ちてから”RISE”することがわかったという、ストーリーを読み解くためには実に重要なシーンだったうえに、おかげで原作コミックに倣ったバットマンの敗北による引退もしくは闘いに破れ死んでしまうというバッドエンディングはほぼないだろうと断言してよさそうである。
果たしてブルースのベインとの二度目の対決時に、こうして私が並び替えたように、瀕死の重体らしき状態からゴードンもライズするのか、ゲームに戻るためルーシャスを頼りにしているということは果たしてアルフレッドの運命は? ジョン・ブレイクやミランダ・テイトの関わりがほとんどストーリーに組み込まれていないし、ラーズ・アル・グールも回想されるらしいし、もちんろトレイラーにストーリーを読み解くキーがすべて盛り込まれているわけではないので、わからないところはそのまま放置して、論を先に進めたいと思う。
...と、動画スキャンの整理で大層時間がかかてしまい、第2章は中途で一旦終了っす。
第2章後半は後日。ということで。
by wtaiken | 2012-06-28 04:47