ダークナイトトリビアを一回とばしてーの、その他もろもろの。
2012年 02月 18日
トリビアネタ、書くの結構時間喰うしね。仕事あるしね。
映画の設定にないモチーフをおそらくはフィギュア化しない(特にまだ映画が公開されていないこの段階で玩具メーカーが勝手にアレンジした造形物はNGのはず)だろうから、きっとこのような、これに準じたシーンがあるはずで、だったら一体彼女はなにゆえガンをもっているのかが疑問視されているのです。
どういうことかというと、バットマンは悪人を成敗するヒーローではなく、志しは"悪の根絶"にあり、決して"正義"と称して処刑は行わないし、なにより両親を撃った拳銃を憎み、自分の武器にガンを用いないことを鉄則としているため、これまでパパラッチされたロケセットでの正義のチームに属することになるであろう気配の今度のキャットウーマンが、だったらなんでバットマンの忌み嫌う拳銃を構えているのか...という意味の疑問なのです。
ただ6分間のプロローグにつけられた第2弾予告篇とは異なるカットが多く含まれる別タイプ予告篇には、セリーナ・カイルが囚人服姿らしきカットも含まれてい、どうやらはじめはベインとともに悪の実行側についているんじゃないかという情報もあって、まだまだ謎の多いキャットウーマンではあります。
ま、正義か悪かわからない美女という設定は、峰不二子の例を挙げるまでもなくなんにせよ魅力的だけど、だいたいゴードン以下警察も全員拳銃持ちだし、キャットウーマンがガンを持とうがなにもそう取り立てて話題にすることもなかった話だね、これは。
それにしても今度のキャットウーマン、やっぱり60年代のスパイ映画に出てきそうなクラシックスタイルで、もっと言うと東宝特撮女優水野久美風にも見える。拳銃を構えているから余計にそう見えるのかも。
今度のシリーズ完結篇では、自分が子供の頃に観たハリウッド映画の壮大さと興奮を再現したいと語っていたクリストファー・ノーラン監督の、これもハリウッド映画へのリスペクトの一種なのかも。とくかくコンセプチュアルな監督だからね。セリーナ・カイルの服装からしていきなりヘップバーンスタイルだし。
フィギュアといえば、これまでにも紹介しているDCダイレクトのキャットウーマンもの2題。横からのビューは、正面の見た目よりもいいようですが。
つづいて「ダークナイト ライジング」のアドトラック。
最後は、リドリー・スコットと、元祖ドラゴンタトゥーのノオミ・ラパスと"ベイン"トム・ハーディのめずらしい3ショット。
by wtaiken | 2012-02-18 01:34 | 蝙蝠男の孤高の戦いは続くのか