代々木会館と隠しボタン   

その日のうちに思いついたことをダラダラと書き連ねる、今日は小ネタの日。
適宜更新していくつもりなので、テキトーに覗いたとき新しい小ネタが一番うえにアップされてるかも。乞うご期待。
なんつって1つしか出なかったりするかもしれない。そんな場合は平にご容赦を。



傷だらけのビル

クライアントがそこにあるので、ほとんど降りたことがない代々木駅に打ち合わせに行った。
帰りに「あ。」と思い出し、せっかく来たのだから確かめたかったのはそれがまだそこにあるかだった。
写メを撮り忘れて残念なことだが、代々木会館ビルはまだ健在だった。

そのビルのある一角だけが異空間。まるで昭和からタイムスリップしてきたような佇まい。個性をなくし、表層だけはキレイに着飾るいまどきの美観重視な街並からは大きく逸脱し、正直不気味な存在感を放っている。
これまで何度も何度も取り壊しが噂されながらも、どういうわけか生きながらえていることが不思議だ。ビルとしての寿命はもうとっくに過ぎている感じだし、きょうび免震性なんかを考えると近隣住民から「とっとと建て替えるなり修繕するなりの対応」を求められて然るべき朽ち果てぶり。厄介者扱いされていそうなところも「如何にも」という感じがする。もうこうなったら"昭和遺産"としてこの朽ちたままにビルを保存すべきなんじゃなかろうか。

いまから37年も昔のこと、ギラギラした目つきの野犬のような男ふたりがそのビルの屋上のペントハウスで約半年に渡り、叫び、走り、転げ回り、怒ったり笑ったり泣いたりのロケーションを繰りひろげていた、言うまでもない「傷だらけの天使」聖地はこうしてまだまだ健在なのだった。
代々木会館と隠しボタン_c0018492_7235693.jpg
2009年の頃の代々木会館ビルをとらえたものをちょいと拝借。この写真から受ける印象より、現物を目の当たりにすると、強烈な存在感と異物感があります。


間抜けな騎士

突然思い出したんだけど、「ダークナイト」の予告篇には、2008年公開前のコミコンとかで一回こっきり流された、「THE DARK KNIGHT」の"A"がジョーカーのいたずらで"O"になっている、すなわち「間抜けな騎士」vertionというものがあって、話題としてはだいぶ以前にここで触れたけども、まだ紹介はしていなかったなあ、と。

ブルーレイ版のみの特典映像として隠しボタンによって観ることができる。それが果たしてリークによって判明したのか、熱心なファンが探り当てたのかは知らないが、特典映像予告篇再生中にリモコンボタンを「56537」と押すと突然"ジョーカーいたずら描きバージョン"へと切り替わる。
"そんなんわかるわけねーじゃん"なランダムな数字も、ボタンに当たる英字をつなげると"JOKER"になるという。
さすがにワーナー・ブラザーズ映画だから20世紀FOX配給の「スターウォーズ」ライトセーバー音は、いくらパロディーとはいえ入れられなかったところが残念だけど。
ま、お暇な時にでもどーぞ。


by wtaiken | 2011-12-07 07:58 | 小ネタ集

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