ニコ動での6分間のプロローグ映像   

北米とイギリスを皮切りに世界順次公開予定とされ、日本での公開は未定とされていた「ダークナイト ライジング」6分間のプロローグ映像はその後一体どうなったのか、3月公開の同じワーナーブラザーズ配給「シャーロック・ホームズ シャドーゲーム」IMAX版にアタッチされやしまいかと淡い期待をかけつつ、なにか続報はないものかと検索してみると、イタチごっこの末今やすっかり駆逐されてしまい観ることの叶わないYouTubeに替わって、ニコニコ動画にそのプロローグ映像がアップされてました。

しかも気の利いたニコ動ユーザーが日本語字幕を入れているので、内容がわかりやすくなっているのはいいのだけれど、

1.盗み録りした映像なので、画質が悪い(以前YouTubeにアップされていたものと同じ。流用でしょう)
2.鏡を使用してこっそり録ったのか、なぜか映像の左右が逆
3.日本語字幕が色付きなので読みづらい
4.ニコ動ユーザーの書き込みテキストがちょくちょく映像を横切るので、うざったい

とまあさんざんなものではあるんだけど、「もうとにかく四の五の言わずに観せろ」とか「7月まで待ってられっか、いいから早くせい」だの「が、我慢できませーん」といった類いの、ダークナイト馬鹿な、つまり私みたいな人は、自己責任においてこちらへどうぞ。

個人的にこのプロローグ"つかみはOK"で、「ダークナイト」のジョーカー銀行襲撃プロローグよりもお気に入りです。すでにうん十回と観ているというね。ホント馬鹿だわ、私。

んでは、そのプロローグのワンシーンをおまけに。これも矢印の先に貼ってあります、ネタバレ勘弁してよな方はスクロールしないよう願います。









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# by wtaiken | 2012-01-26 17:25 | 蝙蝠男の孤高の戦いは続くのか

リーアム兄さんも出演!   

撮影現場で見かけたよ、といったかねてからの噂通り、リーアム・ニーソンが「ダークナイト ライジング」にやっぱり出演のようです。若い頃に限らず、ブルースと出会った頃も回想されるということなんでしょうか...?
ま、また福田麗氏による記事はこちら。
※福田さん、あえてネタバレを避けた記事にやっぱりしているみたいですね、知っててあえてラーズ=渡辺謙としたのか、果たして真相は...?

記事の伝えるところによると、出演とはいえどうやら数シーン程度のことかと。カメオ的な出演ですね、きっと。
リーアム兄さんも出演!_c0018492_1834750.jpg
「バットマン ビギンズ」では、超えなければならない父性的強大な壁としてブルースの前に立ちふさがるヘンリー・デュカード(←いまさらながら、あえてそう表記)。
原作コミックには、不老不死の泉"ラズラス・ピット"で何度も甦る人物として設定されているけど、このノーラン版「ダークナイト」シリーズではよもや復活はすまい、と。

どうあれ、シリーズ完結篇にリーアム兄さんが戻ってくるというのは、ファンにとってはうれしい話でした。あとは"スケアクロウ"キリアン・マーフィーだな!

# by wtaiken | 2012-01-25 18:17 | 蝙蝠男の孤高の戦いは続くのか

人形は顔が命!   

「ダークナイト ライジング」日本公開まで185日にまで迫ってまいりました!

となるとぼちぼちキャラクター事業も満を持して各社製品を発表しはじめるわけで、前回のHOT TOYSにつづき、DCダイレクトからも「TDKR」6インチアクションフィギュア発売の告知が!
そして、ついにキャットウーマンの全身がつまびらかに!
来月ニューヨークで行われるトイ・フェアで公開されるようです。

オフィシャルでは昨年夏(だったか?)バットポッドに雄々しく跨がる半身スチルがリリースされて以降、いまのところ隠しネタみたいなことになっているキャットウーマンの全体像が、こういうカタチでフィギュア業界からリークされてしまう、いわゆるオフィシャル発表を出し抜く的なことはアメコミ映画にはありがちなことなんだけれども...まあとにかくお時間のある方はどうか見てってよ、この出来がさー、いまひとつなの。

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まあこんなポーズを映画でするかどうかは知らないけれども、ポーズはまあいい。
けどさー、どこが一体アン・ハサウェイなんでしょうか。これは似ている似ていないを通り越して、どこのおばちゃんなんだ、だ。
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これ見て「ダメだこりゃ、ぜんぜんセクシーじゃない!」なんて批判がネット上で取り交わされたりしてますが、これで判断してほしくないよね、しかし。
ただゴーグルやコスチューム、ブーツ、ベルトなどの造形がこれでよくわかる。

そして開発途中の、特殊ゴーグルを上げた猫耳バージョンもあり。ますますアンちゃんに似てません。
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ついでにバットマンとベインの別タイプも。
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バスト、胸像タイプも。
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まあそりゃバットマンもベインも特徴的なマスクがあるからね、顔が似てるかどうかなんてわかんない。だから目立つよなー、あんた誰。(by谷啓)状態のキャットウーマンが...。

こりゃもうHOT TOYSの今後に期待するしかないね。

# by wtaiken | 2012-01-25 14:40 | 蝙蝠男の孤高の戦いは続くのか

TDKRあれこれ   

いやあ夜はしんしんと冷えるね。
暖房してても温い空気が足元に及ばない。例年になく、しっかり冬している冬という感じ。各地でとんでもない豪雪だったりするし。寒中お見舞い申し上げます。

金曜日はロケハンだったんだけど、雨だわ雪だわの大騒ぎな天候だったので、とにかくみんな仕事が早い早い。ぱっと現場見ては「OKOK」と肩をすぼめながら速攻ロケバスに戻る繰り返し。
とある現場の近くに郊外型の大きめな吉野家があって、それを見た制作が「こりゃ撮影当日お昼は吉野家っすかねえ」と、"近いことだし渋々"というよりはむしろ"近くにあってこれ幸い"くらい嬉しさを噛み締めるように言うのだ。
うむうむ。なんかわからなくはない。
ロケ弁としてはスタッフ受けのよい魚のおいしい金兵衛と比べたとしても、この時期冷たいものより暖かいものが数段勝るに決まっているし、それが"吉野家"となると、なんとなくテンションが割り増しされるのは一体なぜなんだろうか。
「ロケ当日のお昼は吉野家決定です!」と、早々にそれをクライアントや代理店に制作が宣言すると、私に限らずほぼ全員の「いんじゃねいんじゃね」の大いなる賛同っぷりが半端じゃなかった。まったく男はみんな吉野家が好きなんだな。
ところがそのあとロケハンが進むにつれ当日のスケジュールを考察するに、その吉野家近くの現場はお昼前には滞りなく終わらせ撤収、次の現場へ移動しなくてはならなくなってしまった。仕方ないよね、そりゃ。もちろん仕事優先だ...とはわかっていても、
「そうか、お昼、吉野家じゃなくなるんだな...」風。みんな。声には出さなくても。
なにもそんなに落ち込むんだったら今日でも明日にでも好きなだけ吉牛を勝手に各々が食えばいいものを、スタッフ総員のガッカリ感が暗雲のように移動中の車内を包む中、それを救いあげたのは、実に私の一言だった。
「そんなん吉野家の弁当を移動前に買ってきゃいいじゃん。」

ああ、そうそうそうだよ!冷めちゃうけどさ、それがいいやね!そうしよ、そうしよ。
まったく飽きれるくらい同意され、このときのスタッフ全員の結束感もこれまた近年稀に見るものだった。
こんなことに一喜一憂するこの仕事、うまくいきそうだ。

さて...

日本初!「ダークナイト ライジング」を表紙に採用したのは「映画秘宝」でした。
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まあ妥当な線か。ただし特に特集が組まれているわけではなく、ごくごく簡単な紹介記事のみ。しかもそれを読むと、表紙では"2012年は『ダークナイト ライジング』"と謳っているくせに、完結篇としての作品の出来あがりを危惧してい、そもそも前作「ダークナイト」を"よし"としていない感じでした。これが、その紹介文を書いたライターの見解なのか、雑誌としての見解なのかは定かではないけれど、ま、評価はひとそれぞれだしね、改めて言うまでもなく。
なにより一切の雑誌からほぼ無視された2008年の「ダークナイト」公開時に比べ、こうして早々と表紙を飾れたという意味では上出来。

かと思いきや、量産型アクションフィギュアで、そこまで似るものかと業界騒然だった香港のメーカーHOT TOYSから早々と「ダークナイト ライジング」ベイン発売のティザー広告が。
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たとえばこのHOT TOYSのジョーカーなんて、実際のスチルと並べて、この通り。
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で、HOT TOYSで検索していたら、こんなマニア心をくすぐる商品も! ってこれはフェイクだけどHOT TOYSなら創りそう。(あるいはカスタマイズしたのか?)
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このフィギュア化のチョイス、たまんないね、ナイスでした!

# by wtaiken | 2012-01-23 04:56 | 蝙蝠男の孤高の戦いは続くのか

間違い記事を正す   

ジョセフがロビン?の件が記事になってました。こちら。
間違い記事を正す_c0018492_1293890.jpg


んでさあー、いちいち目くじらたてて間違いを修正するのもどうかと思うんだけっどもさー、私が正さなくて誰がするという使命感から書かせていただくと...

以下、シネマトゥデイ記事からの引用(一部)

「全世界注目の映画『ダークナイト ライジング』の公開が今年夏に迫る中、ジョセフ・ゴードン=レヴィットがバットマンの相棒であるロビンを演じるのではないかといううわさが再燃している。ジョセフは警官ジョン・ブレイクの姿をパパラッチされており、うわさが事実ならば、一人二役ということになる。」

いやいやいや、なんないなんない。一人二役ってことではないですて!
警官だけど、バットマンを助けるパートナーとしてのロビンかもしれないってこと。ブルースがバットマンと2つ顔があるように、ジョセフももしロビン的な役割を果たすことになるのであれば、警官と別の顔を持つってこと。記事におこすんであれば、それくらい調べれば簡単にわかることだと思うんだけど、どうなんでしょうか福田麗さん。


んでこれくらいなのであれば、まあそんな勘違いもあるだろうくらいで見逃すところが、昨日に続き今日も福田麗氏による「ダークナイト ライジング」記事があって、それがこれなんだけど、ここでもまたぞろとんでもない勘違いをしていたので、もう黙っていられっかとばかりにこうして修正記事を書いている私なのです。

ひとまず記事全般を要約すると、

子役のジョーイ・キングがインタビューで、自分の役柄をラーズ・アル・グールの娘タリア・アル・グールの娘時代であるとリーク。これまでも「ダークナイト ライジング」にはタリアが登場するのではないか、それをマリオン・コティヤールが演じるのではないかと噂されており、それがコティヤールなのかどうかはひとまずおいて、ついにリーグ・オブ・シャドーの首領ラーズの娘がなんらかのカタチで「ダークナイト ライジング」に登場することが判明した!と伝える記事。
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で、問題の間違えているところを引用すると

「タリアの父親であるラーズ・アル・グールは、シリーズ第1作『バットマン ビギンズ』で渡辺謙が演じた悪役で、ブルース・ウェインに格闘術を指南した人物。」

いやいやいや、渡辺謙からこんなバリバリ白人の娘は生まれんでしょうに!
てか、確かにこれはちょっとネタバレ気味な部分でもあるんだけど、渡辺謙が演じたのはラーズ・アル・グールの影武者。表立っては渡辺謙がそうであるようにしているけれど、実は真のラーズ・アル・グールがいる!ということで、もうここではさんざん書いちゃってるのであっさりバラすと、それがリーアム・ニーソン。
ま、リーアム・ニーソンの役柄はどこもかしこも本名である"ヘンリー・デュカード"と表記されていて、映画を観ないことにはそれをそうと知るすべはないけれども、間違いを公然と伝える記事はそれもどうかと思う。

ちなみに「ブルース・ウェインに格闘術を指南した人物」もリーアム・ニーソンです。渡辺謙は基本なんにもしてないっす。最後に剣振り回すだけで。
さらにちなむと、ラーズ・アル・グールとは、アラビア語の「悪魔の頭」という意味で、古き昔から歴史の裏舞台で暗躍しているリーグ・オブ・シャドーの首領に冠される称号的な扱いみたいよ、このシリーズでは。
そしてそのラーズ・アル・グールの若い頃を「ダークナイト ライジング」で演じるのがジョシュ・ペンスと発表されている。ジョシュ・ペンス、こりゃどこからどうみても渡辺謙にはならないよね。
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# by wtaiken | 2012-01-20 21:26 | 蝙蝠男の孤高の戦いは続くのか