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「ダンケルク」公開まであと9日!   

まだ観ぬ映画をネタに公開までの10日間ブログの更新をするという自らの軽はずみな発言をいきなり後悔しきりな2日目であるが、ひとまず今日は「ダンケルク」興行成績について語ろうかと思う次第だ。

まずは前々回の記事からコピペし、これまでのクリストファー・ノーラン監督作の日本での興行成績を再度振り返りつつ、そこに世界興行収入も加筆してみるとー

2008「ダークナイト」日本 16億 / 世界 およそ1.000億円
2010「インセプション」日本 35億 / 世界 およそ290億円
2012「ダークナイト ライジング」日本 19.8億 / 世界 およそ1.080億円
2014「インターステラー」日本 12.6億 / 世界 およそ675億円
※ ウィキペディアによる数字

ということになってい、日本に限って見てみると、「インセプション」は監督らの来日キャンペーンおよび渡辺謙の出演およびディカプリオ需要でいまのところノーランのフィルモグラフィでは興行成績ダントツのトップ。続く19.8億円の「ダークナイト ライジング」は、シリーズ前作「ダークナイト」の傑作需要と完結篇需要でまあまあの成績を残したものの、そのライジングでガッカリさんの客足が遠のいたのか、はたまた3時間近い上映時間に多くの映画観が敬遠したのかは定かでない「インターステラー」は12.6億円というかなり落ち込んだ成績になっている。

で、最新作の「ダンケルク」だ。実は北米での公開第1週目の興行成績予想は、かなり低めに設定されていた。
なにせ大ヒットシリーズの最新作でもない、スーパーヒーローが活躍するでもない、ベストセラー小説の映画化でもないしファミリー向けの愉快なアニメでももちろんない、さらには集客の見込めるスターも出演していないという、大ヒットにつながる要因がないない尽くしなうえにきて、夏休みの若年層からはそっぽを向かれかねない戦争実話の映画化だっつーんだから、そりゃいくらこれまで創る作品大ヒットに導いてきたクリストファー・ノーランであっても、低い興行成績予想は致し方ないというものだ。
ところが実際蓋を開けてみると、予想を大幅に越える大ヒットで公開1週目2週目つづけて北米BOX OFFICE第1位に輝き、3.4週では集客の落ち込みをそこそこ防いで第2位に止まり、8月26日時点での全世界興行収入は4億ドルを突破、円に換算するとざっくり400億円となって優に「インセプション」を越えてい、このあと公開が待たれる主要国イタリア、中国、日本でどれだけ数字を伸ばすのか、果たして前作「インターステラー」6億7.500万ドルを越えてくるかどうかが、もっぱらノーランファンとしての興味のひとつでもあるのだ。

それにしても、これほどの興行的逆境をはねのけて成功に導いたのは、1人の映画監督のバリュー、クリストファー・ノーランの作品なら是非とも映画館で観たいという価値観が集客につながったという信じられない事実であり、80年代のスピルバーグやルーカスじゃないけれど、いよいよ世界的にノーラン・バリューが確立・浸透してきた証しになったんじゃなかろうか。

今年北米では、「またかい」的なシリーズものの映画が大コケになるという潮流があったようで、自動車変体ロボットものやカリブの海賊もの、トム・クルーズが出ていてもいまさら「ミイラ人間」もないだろうな新規シリーズの第一作目など、ことごとく映画ファンからはそっぽを向かれたそうだ。それにしてもそれらの潮流にはまったく関係なく、海賊ものが大当たりする日本において、果たして「ダンケルク」がどれほどの成績を残すのか、正直未知数だ。
トム・ハーディやキリアン・マーフィというノーラン作品常連やオスカー俳優のベテラン、マーク・ライランスあたりの中堅どころはひとまずおいておいて、陸・海・空で活躍する20歳代の若者俳優らが結構みんなイケメン揃いなところが、もしかしたら "青田買い" 的女性客を取り込むかもしれないし、なんとなく世の中の風潮が、2017年もっとも映画館で観るべき一本がこれ!的な感じになっている気もうっすらしてい、これまでのノーラン作品の信頼性も後押しして、もしかしたら大ヒットにつながるかも、なんて贔屓目に予想して、ひとまずは20億円超えは確実! としておこうかな。

ちなみにノーラン作品の常連と言えば6作品連続で出演してきたマイケル・ケイン、ウィキペディアでは「ノーラン作品常連の俳優マイケル・ケインは本作に出演しない。」と一文あるが、これは間違い! ネタバレしない配慮から詳しくは言及しないが、意外なカタチで今作にも出演を果たしています。作品を観ていないくせにいい加減な情報を拡散するな、というなかれ。未見なれども、海外の映画サイトのキャスト一覧から自ら仕入れた情報なので、こちらに間違いはないはず。気づかない人もいるかも、というレベルの出演のようですが。

ではまた明日。

by wtaiken | 2017-08-31 22:47 | Comments(0)

ノーラン祭りはこれからが本番だ、9月9日公開まであと10日!   

祭りじゃ祭りじゃと煽っておいて1ヶ月以上も当ブログを放置している間に、北米をはじめ世界各国で公開されるや否や予想を越えるヒットになるわ、「今年NO.1」だの「オスカー最有力!」だの絶賛評が多数寄せられるわ、ま、この時期の "今年一番の出来" だったり "オスカー作品賞当確" なんて評はかなりあてにならないので、軽く聞き流すに限る...わ、監督のクリストファー・ノーランが「インセプション」以来7年ぶりに来日を果たすわ、本当なら「ダークナイト ライジング」公開の2012年に出演者のアン・ハサウェイ嬢とジョゼフ・ゴードン=レヴィットとともに監督も来日をし、国際フォーラム会場でその3人を私は目撃できたはずなのに...とあるとんでもない事件にまき込まれるカタチで中止となって、5年ぶりのはずが7年ぶりになってしまったという事情がここにあったりする...わ、そのジャパン・プレミアではノーラン監督を迎えるゲストが某丁目の某日や永遠の某などの某映画監督や、某ソウル・某ラザーズだかのメンバーのひとりという微妙な人選だったりするわ...と、刻々と迫る9月9日公開へ向け、遅ればせながら日本もまさにお祭り状態に突入しているわけだけど、私はといえば、数々とり行われていた試写会に応募しては「メガネのいらないVR体験」などと冠されてもいるこの映画の感想など一早く伝えるべく、なりたくもない某サイトの会員になってまでも応募した地道な努力もここに叶わずすべてに落選をし、試写会といえば「ダークナイト」および「ダークナイト ライジング」と当っていた実績から、今回もまた「当るんじゃね?」などとなんの根拠もない自信があったものだが、ことここに至っては10日という日をジタバタせずに、つまり残すところ9月5日に行われるIMAX全国一斉試写会当選ハガキなんかをそれなりの価格でオークションサイトで落札してまで人より早く観ようとはせずに、心静かに待とうかという境地に落ち着いているのだった。

さて、そんなわけで指折り数えてあといくつ寝ると公開日なんて段階にいよいよ突入してきたので、当ブログも9月9日に向けカウントダウンしつつ、微力ながらも応援記事を毎日更新!で頑張っていきたい所存であるのだ。
なのであまり根をつめて書き込みすぎると続かないので、ヘビーにならない程度に、本日はサントラの話でもしておこうかな、と。

7月21日の公開日に合わせて発売されたサントラ盤。アマゾンで予約していたのは割安な輸入盤だったので数日遅れて到着。以降かなりヘビロテとなって聴き込んでいる。宮崎駿に久石譲、スピルバーグにジョン・ウィリアムス、黒澤明に佐藤勝 (いや早坂文雄?) みたいな感じのノーランと言えばのハンス・ジマーがスコアを書いている。
6月に行われた品川IMAXのノーラン特集の予告篇枠で観ることができた「ダンケルク」5分間フッテージ映像で、当ブログでも触れた無限音階のような時計の秒針が無情にも進んでいくだけの音楽はなく、秒針音をベースにしつつも全体的には少し劇的なスコアが大半を占めている。サントラ発売前からオフィシャルに公開されていた「SUPERMARINE」という、おそらく戦闘機スピットファイアのドッグファイトシーンにかかるんじゃなかろうかという曲に至ってはヒロイックすぎる感じで、「ダークナイト ライジング」の曲だとしても違和感がない。ほかにも怪獣映画にかかりそうな緊迫感のある曲なんかもあったりし、さらには英国の偉大なる音楽家、「威風堂々」でお馴染みのサー・エドワード・エルガーの楽曲も数曲のスコアには含まれ、それらはウェットで情感がたっぷりすぎという感じ。いうなれば「インセプション」やダークナイト・トリロジー、さらに「インターステラー」あたりを彷彿とされるドラマチックな曲が多く、よくいえばこれまでのノーラン×ジマーの集大成、悪くいうとマンネリズムに聴こえたりする。
私にはチクタクの秒針音で関緊張感は十二分に演出されていたと思っているので、音だけ聴くとトゥーマッチなスコアが、果たして劇伴となって映像に組み込まれたときどんなケミストリーを起こすのか。セリフが極力削ぎ落され、あたかもダンケルクの戦場にいるかのようなリアルな映像にはちょっと不向き、大袈裟すぎともとれる音楽ばかりなので、ともすると「音楽うっるせー」みたいなことにならないとも限らないけど、ノーランの音演出は「インターステラー」でかなり心服しているので、どちらかというとどう料理されるのか、IMAXの映像と合わせ音楽の演出も愉しみになってくる1枚です。
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by wtaiken | 2017-08-30 22:51 | Comments(0)