TDKR公開まで93日!   

2012年、数あるブロックバスターの先陣を切って5月4日に全米公開を控えるアメコミヒーローだよ、全員集合!映画「アベンジャーズ」が、ワールドプレミアを各地で開催、すこぶる評判がいいんだそうだ。
絶好調男ロバート・ダウニー・Jrに負うところが大きいと憶測するが、大人のウィットに富んだテンポのいい会話も愉しく、言わずもがなの大掛かりなアクションが炸裂し、"この映画を超えるヒーローものはない"とまで言わしめる胸のすく映画になっているそうだが、この「アベンジャーズ」にアタッチが決定した「ダークナイト ライジング」の最終予告篇。映画会社とアメコミ誌の壁を越えての、まさかの結託なわけだが、日本ではおそらく一日遅れの5月5日にはリークものなのかなんらかの形式で観ることが叶い、連休明けにはオフィシャルに高画質で観られるはず。
TDKRとは同じワーナー映画で、5月11日全米公開のティム・バートン「ダーク・シャドウ」に最終予告篇がアタッチされると目されていたから、ちょっとばかりリリースが早まったのはうれし限りだ。
もうすでに編集も完了したと言われているそのTDKR、公開までまだ間のあるこの時期に、なぜかオーストラリアの映画館が公開した情報によると、本編上映時間はシリーズ最長の2時間40分!とのこと。ちなみに「ダークナイト」は152分。
...あれは忘れもしない2008年夏、カビ臭い新宿厚生年金ホールの試写会で観終わったときの正直な感想が「長い!疲れた!」だったので、今回はそれ以上の覚悟が必要だな、と。ま、その"長さ"がリピートするうちクセになっていったわけだけれども。
3時間を越すんじゃねーか、とも言われていたので、私としては「あら。意外とコンパクトに編集したのね」って感じ。

さらに「ダークナイト」では本編152分中の40分だったIMAXカメラ撮影映像が、ライジングでは60分以上になる、との情報が。つったって、"以上"というのは、61分かもしれないし、前作倍増の80分なのかもしれないし、あんまりピンとこない情報だ。
ま、とにかくハリウッド大作といえども、IMAX映像を1時間以上も本編に採用すること自体がレアケースだということ。フィルムが35㎜の4倍のデカさということは当然機材はデカいし重い、カメラの動作音が半端なくこれも大きいし、もちろん予算は通常35㎜フィルムの場合より数段ふくれあがる、という製作泣かせの3重苦なので、映像のド迫力と比類ない美しさと鮮明さは映像作家にとっては魅力だとしても、おいそれと扱える代物ではないのだ。
それにしても前作「ダークナイト」2008年公開時にはほとんど撤退してなかったIMAX劇場が各地でちゃくちゃくと増設、前回叶わなかった"初見でIMAX映像の迫力を味わう"ことができるのはホントうれしいことだ。
画面が薄暗くなるばっかりで到底効果的と思えない作品がばかりつづく、一過性のブームとして終焉するだろうと憶測する3D映画にしなかったのは賢明な判断だったと私は思う。

果たして上映時間もIMAX映像もどれくらいのことになるのか、ふたを開けてみなけりゃわからない、百聞は一見にしかずの「ダークナイト ライジング」公開まで残すところあと93日! です!

で、TDKRのスチル、ちょっとたまったので放出の巻。
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ベイン軍団に制圧されたゴッサム・シティーにはためくボロボロの星条旗。
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そのもとで激突する警官隊とベイン軍団。そのテロ側のエキストラのおっちゃん、実は↓
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ダークナイトファンで、握手どころか持参のコミック誌にサインまでもらってやんの。インターバルとはいえ撮影中だろっつーの。
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これはバットマンVSベインの新しいプロモーションアート。あくまでアートなので、こんな決め決めのポーズをとるバトルシーンはおそらくないよ。

んで、下は裸眼で立体視できる人!向。クリックすっと大きく表示されるよ。
特にプレデターのような、蜘蛛のような口元の管管が超立体的ー!
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3Dメガネをお持ちに方はこちらでもどうぞ。
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...にしても、なんだかここんとこ顕著にTDKRの更新ばっかだなー。

by wtaiken | 2012-04-26 03:02 | 蝙蝠男の孤高の戦いは続くのか

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