それにしてもファンてのはなんですな、1シーン1シーンキャプチャーし目を皿のようにしては物語の手がかりを見つけようとするもんなんですな。私なんかあまちゃんです。
そんなわけで、トレイラー第二弾フィーバーもクールダウンしてきたところで、ちょっとずつ検討してみようかと。
ロビンのロゴ問題。やっぱりゴッサムのアメフトチーム名"ROGUES"の"R"。そしてこれはロビン登場の伏線というよりは、やっぱりイースターエッグ(いたずら)ととらえられているようです。
この杖をついている人物。撮影中にもその姿が確認された、これは8年後の、ちょっと肉体的にもダメージヴァージョンであるブルース・ウェインですね。これは間違いない。
新しいウェイン邸、でも「ビギンズ」ラストの宣言通り、昔のウェイン邸と寸分違わず古色蒼然といった感じ。落成式なのかね?
その新しいウェイン邸で、解任されたゴードンのスピーチが、またぞろハービー・デントを偲んでの?
で、つづく上のカットと、あとあと出てくる下の2カットで、ブルース・ウェインが杖をついている指摘が矢印と丸枠でされています。
加齢によるものか、ベインとの戦いによるものか...?
ウェイン邸のマスクト・パーティっすか? この姿がキャットウーマンになっていくってこと? すでに猫耳もついてるしね。
これはどこだ、と。地下水道じゃねーかという人に対し、
足元見てみなよ、地下鉄の線路がのぞいてますよ、と指摘されてました。
そういえばニューヨークでだったか、地下鉄構内撮影がありました。そこにはゴードン、ブルース、セリーナキャットウーマンも参加、その撮影されたシーンへとつながっていくんでしょうか。
こりゃ監獄だろうと。点在しているのは囚人だろうと。
ブルースも投獄。髭も生えている。うしろの老人は何ものだ?
そしてこれは第一弾のティザー・トレイラーで、おそらくブルースだろう人が腕立て伏せをしているシーンのバックがまさにここ!
つまりにブルースはRISEすべく「明日のために、その1!」なのだろう。
で、ロケーションはここだろう、と。インドにあるChand Baoriと呼ばれる井戸。あるいはこれを参考にセット撮影かな?
徹底的に撮影することにこだわるクリストファー・ノーラン監督も、さすがにスタジアム一個つぶすほどのことはすまい。VFXも大掛かりになってきてるなあ。
これもティザー・トレイラーで一瞬カットインされていたベイン(下)と、今回「ゴッサムが灰になるとき、お前が死ぬ時だ」といっているシーン(上)と背景が同じ、という指摘。だから?という発見ではあるがな。
ミランダ・テートも仮面舞踏会に来ているようで。ヘンリー・デュカード(リーアム・ニーソン)a.k.a.ラーズ・アル・グールの娘として、ゴッサム崩壊を画策する悪の首領として、のちのち豹変するんでしょうか。
下のカット、予告篇では暗すぎてなんだかわかんないと思われた方もいるかと。これはスーツ姿で黒覆面の男がビルからダイヴしているシーンなんですが、これもまたブルースだろうと。おそらく。
そしてティザーの衝撃的だったシーン(上)からのつながりだろうという指摘です。私もそうだろうと思う。
ゴードンが話しているのは、このあとダイビングする黒覆面の男。これは「ビギンズ」でも同様の姿で、初めてゴードンの前(背後?)に現れているしね。
こりゃ崩落するスタジアムのバックヤードですね、おそらく。果たしてどういう登場で、どういう関わりを持ち、そしてなにゆえキャットウーマンとなって、バットマンをサポート(?)するのか、ベインよりむしろキャットウーマンの方に謎が多い。
この予告篇唯一の登場、ジョン・ブレイク。いいね、ジョセフ。
夜間勤務の多かったバットマンも、ゴッサムを死守するためには昼夜問わずになってしまっているようで。大変だ、ヒーローは。
来たね、バットウィング。全体像はコウモリというより、昆虫がモチーフのような形状。
くどいけど「ダークナイト」でのバットポッド登場が、個人映画史一番の、"テンションが上がる"シーンだったので、この空飛ぶモービルの誕生経緯に期待大です!
ちなみに、撮影では下からの支柱で、クルマに乗せ走らせています。あるいはワイヤーで宙づりのときもあったけど。つまりCGじゃないってことです。
最後は、「インセプション」でクールに決めまくっていた、ダニエル・グレイグとともに時期ジェームス・ボンド役候補でもあったトム・ハーディが、不敵な声色を駆使して演じているベインの、モノクロでイカしたスチル。